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アフリカ選手と交流 緑ケ丘小と文化学園長野中・高

 長野市で15日に開く第20回記念長野マラソンに出場するケニアとエチオピアの選手らが12日、同市の緑ケ丘小学校と文化学園長野中学・高校をそれぞれ訪れて交流した。1998年の長野冬季五輪で始まった「一校一国運動」の延長上の活動。子どもたちは踊りを披露したり、茶道や書道といった日本の伝統文化を紹介したりした。

 緑ケ丘小にはケニアの選手3人とコーチ1人が訪れた。1年生を除く児童約550人が歓迎し、アフリカの弦楽器「ニャティティ」の演奏と日本のソーラン節を融合させたという音楽に合わせ、踊りを披露。選手らも加わって盛り上がった。

 文化学園長野中学・高校にはエチオピアの選手とコーチそれぞれ1人が訪問。書道、茶道、弓道部などの生徒20人ほどが日頃の練習の成果を実演した。生徒による太鼓やみこしも登場し、コーチのアハメド・カデロさん(30)は「日本の伝統文化は素晴らしい。皆さんの歓迎を心に刻みます」と笑顔を浮かべた。

(信濃毎日新聞)

緑ケ丘小の児童に交じって踊るケニアの選手たち

文化学園長野中学・高校で、生徒の書に見入るエチオピアの選手ら

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