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20年目の号砲、心待ち 選手受け付け始まる

 15日に長野市で開く第20回記念長野マラソンの選手受け付けが14日午前、同市若里のビッグハットで始まった。今年は過去最多の1万1325人がエントリー。ナンバーカードを受け取ったランナーたちは本番を前に気持ちを高め、会場は熱気に包まれた。

 受け付け開始は午前10時を予定していたが、開始時刻前から長い列ができ15分早めた。山梨県南アルプス市の会社員、小池謙二さん(40)は、昨年10月に松本市で開いた第1回松本マラソンに続いて2回目のフルマラソン。「雨予報で少しテンションが下がったが、景色を楽しみながらゆっくり走りたい」と期待した。

 ともに長野市の主婦で友人同士の豊田恵さん(50)と八田操さん(52)の目標は、笑顔で走り切ること。豊田さんは「20回を重ねてきた長野マラソンはさまざまなことが改善され、コースも運営スタッフも沿道の応援もいい」とスタートを心待ちにしていた。

 15日は第14回長野車いすマラソンも同時開催。ともに午前8時半にスタートし、長野市の長野オリンピックスタジアムを目指す。

(信濃毎日新聞)

第20回記念長野マラソンの選手受け付けでナンバーカードなどを受け取るランナーたち=14日午前9時55分、長野市若里のビッグハット

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