長野市で２１日に開く第２１回長野マラソンに出場するアフリカ４カ国の選手らが１９日、それぞれ市内の４小中学校・高校を訪れ、子どもたちと交流した。１９９８年の長野冬季五輪で始まった「一校一国交流活動」の延長上の活動。城山小にはタンザニアの選手ら２人が訪れ、４年生約６０人が歌で出迎え、こまなど日本の伝統的な遊びで交流した。

　城山小を訪れたのはエゼキエル・ジャファリ選手（２９）とコーチのフランシス・ジョンさん（６３）。子どもたちは校歌やお手玉などを披露。ジャファリ選手はけん玉に挑戦し、３度目に見事大皿に乗せると大きな歓声が上がった。

　大会に向け、子どもたちは「フレー、フレー、ジャファリ」とエールを送った。ジャファリ選手は「子どもたちの応援に勇気をもらった」とうれしそう。

（信濃毎日新聞）

校庭を一緒に走る城山小の児童とジャファリ選手