今回は、思わずお友だちにシェアしたくなるような、長野市内のフォトジェニックなスポットを厳選してご紹介。長野マラソンの思い出をSNSで共有しませんか。
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※フォトジェニック:写真映えがする、写真を撮りたくなること
長野マラソンと言えばこれは外せない!オリンピック関連施設で撮影はいかが?
数々の長野冬季オリンピック施設前を走り抜ける長野マラソン。でも、通り過ぎるだけではもったいない! 各施設には当時の熱気を今に伝える記念モニュメントなどが残っているんです。コースの下見がてら、あるいは翌日の観光として、各ポイントに残るオリンピック関連施設を訪れての撮影はいかがでしょう。
長野マラソンのフィニッシュ会場であり、オリンピック開催時は開閉会式会場だった「南長野運動公園」にあるのは、当時使用された聖火台。デザインコンセプトは「日本らしさ、長野らしさを表現した現代の篝火(かがり火)」で、聖火台の下には長野オリンピックメダリスト一覧が掲載されています。
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南長野運動公園
17km地点にある「エムウェーブ」はスピードスケート会場として使用された場所で、信州の山並みをイメージした特徴的な建物。その中には「長野オリンピックミュージアム」があります。当時の競技で使用された用具や衣装の実物が展示されているほか、大会時の映像や写真、選手のサインなど、貴重な資料が展示されています。実はIOC公認のオリンピック・ミュージアムは世界で28施設しかなく、このミュージアムは日本で初めて承認されました(現在、国内には長野と札幌の2カ所が承認されています)。建物2階には、長野オリンピックで実際に使用された表彰台があり、優勝気分を味わえるほか、普段は懐かしのマスコット「スノーレッツ」もここにいます。長野マラソン当日はフィニッシュ会場(マラソンタウン)にこのスノーレッツたちが登場するので、今年も会場で出会えるかもしれません。
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エムウェーブ
さらに、長野マラソンのコース上で最も応援が盛り上がる中央通りには、各選手の表彰式が連日行われた「セントラルスクゥエア」があります。2012年に「表参道長野オリンピックメモリアルパーク」として再整備され、ミニ聖火台やミニ表彰台、日本人メダリストのプレートなどが設置されています。
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セントラルスクゥエア(表参道長野オリンピックメモリアルパーク)
いずれも長野オリンピックのレガシーが感じられる長野ならではの撮影スポットです。
信玄VS謙信の「川中島の戦い」激戦区。かつての戦いに思いを馳せた1枚を
5度にわたって繰り広げられた武田信玄と上杉謙信による川中島の戦いの中で、最も激しかった永禄4(1561)年の戦いの舞台になった場所。現在、一帯は芝生広場や池などが備わる「八幡原(はちまんぱら)史跡公園」として整備されており、茅葺き屋根のあづまやなどは市民の憩いの場になっています。歴史好きな人はもちろん、家族連れや公園でのんびりしたい人にもおすすめのスポットです。
松林の中には、武田信玄の伝説的軍師・山本勘助が勧請したと伝わる八幡社が静かにたたずみ、信玄と謙信が一騎討ちをしたと伝わる境内には「信玄・謙信一騎討ちの像」や、謙信の攻撃により信玄の軍配団扇(ぐんばいうちわ)に7つの傷が残っていたという逸話による「三太刀七太刀之跡(みたちななたちのあと)の碑」があります。歴史の流れを感じながら、像や石碑を背景に撮影してみては。
なお、公園の周囲には桜が植えられており、タイミングが合えば長野マラソンの頃に見事な花を愛でられるかも。また、隣接の長野市立博物館では長野盆地の歴史と生活をテーマに出土品や資料を展示しており、さまざまな体験イベントも実施しています。さらにプラネタリウムも併設されているので、公園と合わせて楽んではいかがでしょう。
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川中島古戦場(八幡原史跡公園)
長野市立博物館
実物大の恐竜のオブジェや人気のレッサーパンダと「はいチーズ!」
長野市街地から南西に位置し、善光寺平が一望できる茶臼山の中腹にある公園。
「茶臼山恐竜園」は入場無料で、園内には25体もの恐竜の模型が生息時代順に配置されています。ほとんどは化石をもとにした実物大。自然の中、本物さながらの恐竜の姿の写真を撮れば、SNSでも人気になること間違いなし! 特に、園内最大のディプロドクスは体長25m、約5.5tにもおよぶ大迫力の大きさです。さらに、恐竜はすべり台などの遊具にもなっているので、子どものアスレチックとしても楽しめます。
また、緑豊かな森の中で動物たちをより身近に自然の状態で見られることをめざした「茶臼山動物園」は、動物とのふれあいイベントや裏側探検、飼育体験、工作会などさまざまな催しを開催。レッサーパンダは国内屈指の飼育と繁殖を誇ります。
長野県のPRキャラクター「アルクマ」くんの等身大に出合える人気撮影スポット
信州の名産品である「りんご」のかぶりものとリュックを背負った「アルクマ」。県外にもファンがいるほどの人気を集める長野県のPRキャラクターです。
身長はりんごの木の半分、体重はりんご70個ほどとされていますが、長野駅ビル「MIDORI長野」2階には、そんなアルクマの等身大の人形が設置されており、一緒に写真撮影ができるスペースが設けられています。人形の横にはアルクマと同じ配色で特注されたソファもあるので、セットでの撮影を楽しんで。駅の改札からも近い場所なので、アクセスも楽々です。
また、同ビル3階にある休憩スペース「りんごのひろば」に置かれた大きなりんごのオブジェも、長野らしさを象徴するフォトジェニックなもの。オブジェがランドマークにもなるので、待ち合わせとしての活用もおすすめです。
なお、長野駅、駅前広場、MIDORI長野、ホテルメトロポリタン長野では、「”長野駅”で100通りの信州を知る」をコンセプトに、さまざまなスペースで信州の魅力を演出する「信州100stories」というプロジェクトを展開中。長野らしさを演出するインテリアやオブジェが至るところに設置されているので、探し歩くのも楽しいですよ。
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MIDORI長野
長野市のシンボル・善光寺と知る人ぞ知る「仏足跡(ぶっそくせき)」
創建約1400年の歴史を誇り、日本にある国宝の木造文化財としては東日本最大級の建造物である善光寺本堂は、言わずと知れた長野市のシンボルともいえるフォトジェニックな場所。古くから宗派の別なく参拝ができ、明治初年までは多くの大寺院が厳格な女人禁制だったのに対し、善光寺は男女の区別も身分の差もなく、すべての人の極楽往生の門として広く信仰を集めてきました。山国にありながら全国の善男善女が「遠くとも一度は詣れ」とこの地に足を運んだのも、一切衆生救済の寺である善光寺の懐の深さがあります。
そんな善光寺の山門の西側には、石塔や石仏がひっそりと佇んでいます。そのひとつが「仏足跡」。これは、お釈迦様が教えを説かれた場所を示すために仏様の足裏を石に刻んだもので、これに礼拝をすると健脚や交通安全にご利益があると言われています。長野マラソン前には、情報通のランナーが参拝に訪れる密かな人気スポット。善光寺の授与品所には仏足跡を模った「両足健脚の御守」も授与されています。
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善光寺