第２３回長野マラソン大会中止のお知らせ

長野マラソン大会組織委員会は２日、長野市内で組織委員会議を開き、４月18日（日）に同市内で開催を予定していた第23回大会の中止を決定いたしました。新型コロナウイルスの感染拡大により、東京など11都府県に「緊急事態宣言」が再発令されていることなどから、大会を開く４月の状況が見通せず、参加ランナー、地域の皆さまの感染拡大防止など安全を考えての判断です。

　大会組織委員会は、第22回大会（2020年４月19日予定）を中止して以降、感染状況を注視しつつ、日本陸連が示した「ロードレース再開についてのガイダンス」等に沿って、開催のために必要な感染対策を検討。「３密」回避のために定員を従来大会から２割減の8,000人として参加者募集を行い、参加者の健康チェックの方法、ボランティア業務等についても対策を練ってきました。

　しかし、昨年11月ごろから本格化した「第３波」の感染拡大が続き、「緊急事態宣言」期間も、一部地域を除き延長される見通しです。ワクチン接種も、大会までに広く一般の方に行き渡る見通しが持てず、数々の感染対策を行っても、全国から集まるランナー、運営に携わる３０００人余のボランティア、スタッフ、沿道の皆さまの感染リスク、不安を完全に取り除くことはできないと判断しました。

　すでに優先エントリーでお申し込みいただいた方々には今回に限り、参加料（特別料金9,000円）を全額返金し、優先エントリー権は次回大会に持ち越しとさせていただきます。また、大会中止に伴い、ランナーが密になることなく開催できるオンライン大会などの代替イベントを行う予定です。返金の詳細や代替イベントについては、決定次第公式HP、SNSにてお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束し、国内外のランナーの皆さまが笑顔で長野マラソンにご参加いただけるようになることを心から願い、次回大会に向けて準備をしてまいります。引き続き皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　２０２１年２月２日　長野マラソン大会組織委員会事務局