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10エリアに分けトラブルに備え 参加者の安全性向上へ

2019-03-13T10:20:15+09:00

 長野マラソン大会実行委員会議は12日、長野市内で開き、4月21日に開催する第21回大会の実施概要を決めた。参加者の安全性をより高めるため、今回からコースを10のエリアに分け、レース中にアクシデントが起きた際は各エリアごと迅速に対処する。

 福岡県で昨年10月に行われた全日本実業団対抗女子駅伝予選会で、2区を走った岩谷産業の選手がレース中に右脚を骨折したものの、監督の棄権申し出が現場に伝わらず、四つんばいでレースを継続した問題を受けた。長野マラソンの大会運営を担う長野陸協が示した方針を了承。各エリアの責任者の判断により、その場でアクシデントに対処することで迅速化を図る。

 第21回まで3大会連続で3時間未満での完走を達成したランナーを表彰するほか、2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(46)がスペシャルゲストとして6年連続で参加することも決まった。そのほかの招待選手は、決まり次第発表する。

(信濃毎日新聞)

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