コース攻略のポイント
コースは最高地点が標高383m、最低地点が340m。標高差は43mと比較的平たんなコースです。
勝負どころは30km以降で、前半は張り切りすぎずに体力を温存し、フィニッシュまで走り抜いてください。
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START 〜 10km
中央通り下りはあせらず
長野運動公園をスタートし、1km余り真っすぐ走って左折すると、緩やかな下りです。右折して国道19号を西へ進み、ガードをくぐって長野市役所の前を過ぎて右折、長野大通りに入ると間もなく5km地点です。第1給水所の先を左に折れ、上り切るとコース最高地点、善光寺前の大門交差点です。
善光寺を右に見て、左折すると中央通り。700mにわたって幅6mの石畳道路です。下り坂のうえ、道幅がやや狭くなるため、混雑が予想されます。あせらないで、接触、転倒しないように気をつけましょう。善光寺の参拝者も含め、温かな応援が送られます。
この区間を過ぎたら、ペースを整えて、バスターミナル前を左折。こ線橋を越えてしばらく進み、荒木交差点を左折。日赤前交差点の先が10km地点です。
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10km 〜 25km
応援に元気をもらって
ビッグハットを左に見ながら東へ進み、市街地を離れます。付け替え道路工事に伴い、清掃センター東側に新たに開通した道路から堤防道路に上り、犀川を右に見ながら1.5kmほど走り、落合橋のたもとで一般道に戻るとすぐに15km地点。先行するランナーとすれ違いながら、五輪スピードスケート会場だったエムウェーブへ。大きな屋根が目印です。
エムウェーブ敷地内の周回コースは、小さなアップダウンがあります。コースを囲むように市民の声援が途切れなく続きます。応援に元気をもらって、五輪大橋に向かってください。
19km地点の給水所を過ぎると、約2kmは緩やかなカーブがある上り。中盤の難所です。ここで消耗しないよう、余力を残して後半戦へ突入です。
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25km 〜 35km
勝負どころ「ふたこぶラクダ」
中間点を過ぎると平たんで見通しの良い直線です。一帯は視界が開け、走りやすく感じますが、急なペースアップは控えましょう。大塚南交差点の手前を折り返すと、ホワイトリングが25kmの目印です。ホワイトリングの給水所ではエネルギーゼリーも配られるので、水分とエネルギーの補給を。
ホワイトリングを過ぎて真っすぐ走ると千曲川の堤防道路に。堤防を西へ1kmほど走って左折し、更埴橋を渡ったら千曲川右岸へ。
28.2kmの給水所を経て松代大橋の下をくぐり、堤防を下りると、ほぼ直線の一般道へ。上高相交差点の直前が30km地点になります。
高速道路に沿って南下、中道島交差点までの間には「ふたこぶラクダ」と呼ばれるアップダウンがあります。この難所を走り抜けると、再び堤防道路へ。春の田園風景と残雪の北アルプスを望むことができます。岩野橋を渡り、右折するとすぐに35km地点です。
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35km 〜 FINISH
最終盤は一直線
ここから堤防道路をさらに4kmほど走ります。風が強いと影響を受ける恐れがありますが、ここが踏ん張りどころです。
堤防道路を左折すると残り3km地点。典厩寺入口交差点を左折して一般道に入ると、フィニッシュの長野オリンピックスタジアムまでは一直線です。沿道には店舗、住宅が立ち並び、市民の応援が最終盤の走りを後押しし、スタジアムに入ると多くの観衆やボランティアが拍手で迎えてくれます。笑顔でフィニッシュを飾ってください。