長野県世論調査協会と長野マラソン大会組織委員会は１日、４月２３日に長野市で開いた第２５回長野マラソン大会の参加者アンケートの結果を公表した。参加した感想を「かなり満足」「まあ満足」とした回答の合計は９６・３％。２０代と３０代は９８％以上になるなど、気温や風などの条件が恵まれ、完走率が９割近かったレースに好意的な評価をした。

　参加した感想は「かなり満足」「まあ満足」「やや不満足」「かなり不満足」の４択で聞いた。県外からの参加者やマラソン経験の浅いランナーの満足度は高水準。一方で「かなり満足」の割合は６５・４％と、３年ぶりの開催で過去最高だった前回大会から７・３ポイント下がった。

　長野マラソンの出場回数については４１・６％が「初めて」。県外参加者は、５１・６％が初出場と回答した。対して県内居住者は「３回以上」が６２・６％で、中でも北信地区は６９・７％だった。地元ランナーのリピート率の高さがうかがえる。

　大会を知ったきっかけは、若い年齢層は「家族や仲間から（口コミ）」が多数。県外居住者や初出場者は「マラソン関連ホームページ」の割合が高かった。

　アンケートは、ＬＩＮＥ（ライン）の大会公式アカウントに友達登録したランナー８２１９人が対象。４月２３日～５月２３日に、ラインのトーク画面で３１８６人から回答を得た。

(信濃毎日新聞)