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伊藤初V、日本選手4大会ぶり 最多9663人出場

2017-09-05T13:37:44+09:00

 第19回長野マラソン大会(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK共催)は16日、長野市の長野運動公園から長野オリンピックスタジアムまでの42・195キロで行い、男子は伊藤太賀選手(スズキ浜松AC)が2時間14分39秒で初優勝した。日本人選手の優勝は4大会ぶり。女子はレイチャル・ジェムタイ・ムトガ選手(ケニア)が2時間33分0秒で頂点に立った。

 春の暖かな日差しが降り注ぐ晴天に恵まれ、午前8時30分のスタート時は14・5度だった気温は、男子トップがフィニッシュした午前10時44分には21度に達した。過去最多の9663人(男子8159人、女子1504人)のランナーが春の信濃路を駆け、7524人が完走した。

 男子は、序盤に飛び出した2選手をセルオド・バトオチル選手(NTN)が25キロ手前で捉えてトップに。伊藤選手は後方から追い上げ、37キロ付近でバトオチル選手に並び、終盤のスパートで突き放した。女子のムトガ選手は5キロすぎから独走態勢を築いた。

(信濃毎日新聞)

2017041701.jpg初優勝のゴールテープを切る伊藤太賀選手(スズキ浜松AC)=16日、長野市の長野オリンピックスタジアム