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韋駄天の御利益得て駆けて かるかや山西光寺、限定の御朱印頒布

2024-04-18T10:55:03+09:00

 長野市北石堂町のかるかや山西光寺は、同市で21日に開く第26回長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸上競技連盟、県、長野市、信濃毎日新聞社主催)に向け、健脚で知られる「韋駄天(いだてん)」の姿をあしらった御朱印を期間限定で頒布している。レース前に境内にある韋駄天像に参拝するランナーが多いことから、「健脚快速」の御利益を得てもらおうと制作した。

 韋駄天は仏法の守護神。仏舎利(釈迦(しゃか)の遺骨)を盗もうとした悪鬼を追い、あっという間に捕らえた逸話などから、よく走る神とされる。

 期間限定の御朱印は昨年から頒布。青空を描いた台紙に「健脚快速祈願」や「颯」の文字とともに韋駄天の姿をあしらった。デザインは住職竹沢泰宏さん(30)が手がけた。1枚500円。30枚限定。

 同寺は長野マラソンのコースに面している。竹沢さんも毎年沿道から観戦するといい、ランナーたちに「韋駄天さんのご加護を頂き、けがをせず目標を達成できるよう走ってもらえたら」としている。

(信濃毎日新聞)

韋駄天の姿をあしらった限定の御朱印(右)