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長野マラソンの招待選手発表 男子は2時間8分台の2選手が出場へ

2025-04-10T11:40:44+09:00

 長野マラソン大会組織委員会は4日、長野市で20日に開く第27回大会の招待選手を発表した。

 男子はともに2時間8分台の記録を持つ西研人(大阪ガス)と秋山清仁(愛知製鋼)が出場する。

 西は2023年の長野マラソンを日本人歴代1位の2時間10分1秒で制した。同年2月の大阪でマークした2時間8分11秒が自己ベスト。同年10月のパリ五輪日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」は24位だった。

 秋山は22年12月の福岡国際で日本人トップ(全体7位)となり、2時間8分43秒の自己ベストをマークした。MGCは23位。日体大時代は箱根駅伝6区で2年連続の区間新で区間賞を獲得した。

 視覚障がい者の部女子の西島美保子(福井楽障クラブ)は16年リオデジャネイロ、21年東京の両パラリンピック代表。66歳で挑んだ東京パラは3時間29分12秒で8位入賞を果たした。

 2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんもスペシャルゲストとして参加する。

 長野マラソンの男子は、マラソン年間王者を決める「MGCシリーズ2025―26」に加盟(グレード3)。日本人1位となった上で2時間9分0秒以内の記録を出せば、28年ロサンゼルス五輪代表選考会の出場権を得られる。

(信濃毎日新聞)

 西研人(写真左)と秋山清仁