第２７回長野マラソン（日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、ＮＨＫ共催）の開会式が１９日、長野市のセントラルスクゥエアであった。歓迎イベントが行われた同会場には市民ランナーも大勢集まり、２０日のレースでの健闘を誓い合った。

　大会長の小坂壮太郎・信濃毎日新聞社社長は、今大会が２０２８年ロサンゼルス五輪代表選考会につながることに触れ「長野を足掛かりに大きな飛躍をしていただけることを期待している」とあいさつ。スペシャルゲストの高橋尚子さんは「最後の一人が帰って来るまで競技場で応援している。最高の一日になるよう頑張りましょう」とエールを送った。

　大会には１万人余がエントリー。同市の長野運動公園を午前８時半にスタートし、ゴールの長野オリンピックスタジアムを目指す。

(信濃毎日新聞)

開会式であいさつするスペシャルゲストの高橋尚子さん（中央）＝１９日午後５時１９分、長野市のセントラルスクゥエア