長野市で２０日に行われた第２７回長野マラソンで、視覚障がい者の部の男子Ｂ１は小林丈二（天白川走友会）が４連覇した。

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　視覚障がい者の部の男子Ｂ１を４連覇した小林は、昨年より４分余り遅いタイムに「暑さを感じたわけではないが、体が動かなかった」と納得できない様子だった。

　名古屋市で暮らす地方公務員の４７歳。昨年６月に出場した１００キロレースで目標の１０時間切りを達成したが、「そこから疲れが取れないまま」と苦悩を明かす。

　２０１０年からＢ２カテゴリーを６大会連続で制した。コロナ禍による大会中止を挟んで、程度の重いＢ１に出場している。「食事と睡眠に気をつけ、記録を伸ばしたい」と前に進み続ける。

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　【男子】

　▽Ｂ１　（１）小林丈二（天白川走友会）３時間１分４３秒＝沢原雄一、早川誠司（２）浅川（さくれつラン）４時間２１分７秒＝篠原（３）木暮（二輪走）５時間２分２３秒＝古幡、北野

　▽Ｂ２　（１）飯野盛男（富山県）２時間５８分２１秒（２）望月（札幌視覚支援学校）３時間１４分２８秒＝阿部（３）治田（長野盲学校）４時間３分１１秒＝関口、石川

　▽Ｂ３　（１）塩川昭彦（二輪走・ＮＢＭＡ）３時間５０分８秒

　【女子】

　▽Ｂ２　（１）和木茉奈海（ＩＭＶ）３時間２８分４８秒＝山口（２）西島（福井楽障ク）３時間５５分３９秒＝水上

　（タイムに続く氏名は伴走者）

(信濃毎日新聞)